Mac で Thunderbird の MBOX ファイルを開く方法
Thunderbird はメールを標準の mbox ファイルに保存しています。ただ拡張子がないだけです。何もインポートせずに、macOS の Mbox Viewer でそれらを読むための簡単な 2 つの方法を紹介します。
公開日
Mozilla Thunderbird は 20 年以上にわたり、オープンな mbox 形式でメールを保存してきました。これは朗報です。つまり、Thunderbird のメールはすでに、標準的な mbox リーダーなら何でも開ける形式になっているのです。もちろん、Mac 上の Mbox Viewer も例外ではありません。唯一の落とし穴は、Thunderbird のメールボックスファイルにはファイル拡張子がないため、一見すると開けるファイルに見えないことです。それでも Mbox Viewer はそのまま直接開けます。
このガイドでは、その 2 つの方法を紹介します。
Thunderbird がメールを保存している場所
各メールボックス(受信トレイ、送信済み、アーカイブ、自分で作ったフォルダーなど)は、Thunderbird プロファイル内の 1 つの mbox ファイルとして存在しています。
- macOS:
~/Library/Thunderbird/Profiles/<profile>/Mail/Local Folders/ - Windows:
%APPDATA%\Thunderbird\Profiles\<profile>\Mail\Local Folders\ - Linux:
~/.thunderbird/<profile>/Mail/Local Folders/
この中には、INBOX、Sent、Archives などの名前のファイルが、同名の .msf ファイルと並んで拡張子なしで置かれています。.msf ファイルは Thunderbird のインデックスにすぎないので、無視してかまいません。拡張子のないファイルこそが、標準 mbox 形式の実際のメールです。
方法 1:ImportExportTools NG でエクスポートする(推奨)
無料アドオンの ImportExportTools NG を使うのが最もクリーンな方法です。
- Thunderbird のアドオンマネージャーから ImportExportTools NG をインストールします。
- 任意のフォルダーを右クリック → ImportExportTools NG → フォルダーをエクスポートを選びます。
- 保存先を選びます。きちんと
.mbox拡張子の付いたファイルが得られます。 - そのファイルを Mbox Viewer で開きます。ダブルクリックでもドラッグ&ドロップでもかまいません。
フォルダー 1 つでもアカウント全体でも使えます。エクスポートされたファイルには最初から .mbox 拡張子が付いているので、そのまま開けます。
方法 2:メールボックスファイルを直接開く
アドオンは不要です。Mbox Viewer は拡張子のないファイルをそのまま開くので、リネームは不要です。
- ファイルが使用中にならないよう、Thunderbird を終了します。
- Finder で
Cmd+Shift+Gを押して~/Library/Thunderbird/Profiles/へ移動し、プロファイル内のMail/Local Folders/ディレクトリを開きます。 - 目的のメールボックスファイル(例:
INBOX)を、デスクトップなど扱いやすい場所にコピーします。必ずコピーしてください。元のファイルを移動したりリネームしたりすると、Thunderbird がそのファイルを見失ってしまいます。 - そのコピーを Mbox Viewer で開きます。ダブルクリックでもドラッグ&ドロップでもかまいません。
.mbox拡張子を付ける必要はありません。
Mbox Viewer でできること
開いたら、完全なクエリ構文での検索、会話の閲覧、添付ファイルのプレビュー、そして EML・CSV・プレーンテキストへのメッセージのエクスポートができます。Mbox Viewer は厳密に読み取り専用です。Thunderbird のファイルには一切手を触れないので、コピーは純粋に用心のためにすぎません。
どんなサイズのファイルでも動作します。ストリーミングパーサーのおかげで、20 年分・30 GB の受信トレイも、小さなアーカイブと同じように軽快に開けます。
Mbox Viewer でアーカイブを開く
Mac と Windows のネイティブ アプリ。あらゆるサイズの MBOX・EML ファイルを完全にオフラインでストリーミングします。